FX業界への転職の道

元FX業界で働いていた業界人が語るFX業界への転職方法

今後のFX業界は今度のレバレッジ規制でとどめを刺されてしまうんじゃないかな

f:id:fx-tenshoku:20171010213225j:plain

久しぶりの更新。

ま、最近のFX業界の廃れっぷりを考えれば、このブログの記事を書くモチベーションも下がるわけで。

特に、またレバレッジ規制がやってくる的なニュースがあったけど、ありゃあ酷いね。

www.j-cast.com

www.huffingtonpost.jp

ただでさえ仮想通貨に潜在顧客取られている中、このニュースはマジでヤバい。

まだどうなるかはわかんないけど、フェイスブックのタイムライン見てみたら、どうも既定路線的な意見がチラホラ。

元業界人としては「ふーん」とか「へー」とかって鼻くそほじりながら、

「ま、俺はかんけーないしねw」

なんてのんきに構えてられるんだけど、現役バリバリの業界人には正直きついよね。

 

新規口座獲得、どうすんだろ?

マーケティング担当者は大変だわ。

キャンペーンとかしてもキャッシュバック乞食がくるだけで萎えるもんな。

結局、口座開けたところでキャッシュバック条件の取引ロット数満たせばもう何もしない休眠口座になっちゃうし。

やるだけ意味ない。

俺の知り合いのFXアフィリエイターも飯食えてないもん。

それくらいヤバい業界がさらにレバレッジ規制してどうすんのって。

また海外の変な業者に日本人の金が流れるだけだと思うわ。

 

そもそもさ、ハイレバ=危険って意見もあるけど、損切できないような奴はどんなレバでも危険。

んで、下手な奴に限ってNFPの時に一か八かで全力で玉建ててくるからヤバくてたまらん。

レバレッジ低くても下手な奴は下手。

結局損するんだって。

 

そこんとこ、わかる?

トレードの本質ね。

モテない奴は何してもモテない、みたいな。

 

FXの魅力ってこれじゃない?

f:id:fx-tenshoku:20171010213158j:plain

FXの魅力ってさ、綺麗ごと抜きでその少ない資金で大きく儲かる可能性があるところにあると思うんだよね。

少額からでも投資できるし、うまくいきゃあ一発逆転も可能(もちろん、その逆もある)。

こういう”匂い”がするからFXは魅力的なんだよ。

こうやって言うと業界人は否定するのが常識。

「いやいや、そういうのってギャンブルでしょ?FXは投資なんです!」

って。

自分もFX会社で働いている時はそうだったからね。

 

でもさ、

やっぱそうなんだってw

 

なんかこう、

「四畳半でラーメンすすってる俺でもできそう!」

みたいな夢がFXにはあるんだよな。

その昔、主婦でも月100万円稼いじゃいました的な本もあったし、

「なんだか詳しいこと分らないけど、稼げそうな気がする!」

ってのが良かったんだよな。

それが今じゃ昔。

レバレッジが25倍になって、今度は10倍に(なるかもしれない)。

金融庁は海外のライセンスを保持しないFX業者は違法だっていうけど、逆に個人投資家の目をそっちにむかせてしまっていることに気づかないのかな。

 

仮想通貨には夢がある

f:id:fx-tenshoku:20171010220041j:plain

儲かりそうな匂いがする。

昔はFXが座っていた席だけど、もはや仮想通貨に取られちゃったよね。

ドルやユーロよりもビットコインイーサリアム

そりゃそうだ。

ビットコインで億万長者になった奴がガンガン出てるし、それこそウン千万円の利益出している奴なんて意外と俺の周りでもチラホラいる。

やっぱり魅力的なんだよね、こういうの。

金の匂いがプンプンするもん。

ボラも高いしまだまだ予期できないリスクもあるけど、それを差し引いても夢があるんだよな。

 

まとめ

f:id:fx-tenshoku:20171010215545j:plain

ってことで、書くことなくなったから適当にまとめるけど、業界自体盛り上がりに欠ける中、さらに初心者投資家のハードルを上げるようなレバレッジ規制はいかがなものかってこと。

ただでさえ仮想通貨関連にガンガン投資資金が流れているんだから、FX業者や業界人としてはなんとも頭痛いところだよね。

 

結局、個人投資家の保護ってなんだろな。

黙ってても海外の違法業者使ってハイレバで取引する奴なんているんだから、資産状況に応じてハイレバオッケーにするとか、ある程度フレキシブルな形にしにしないと、逆に日本の投資家が変な海外の業者に金預けてしまってトラブルになりかねないんだけどなあ。

いずれにしても、元業界人としては引き続き生温かく業界をウォッチしていきますわ。

 

なお、本ブログのコラムはあくまでも個人的感想であり、いかなる投資への推奨、勧誘、助言、それらに付随する一切の行為は意図としていないことをご了承下さい

 

...という、いかにも元業界人らしい締めの言葉で今回の記事を終わりにしたいと思いますわ。

 

また、気が向いたら更新しますんでよろしく。