今後のFX業界は今度のレバレッジ規制でとどめを刺されてしまうんじゃないかな
久しぶりの更新。
ま、最近のFX業界の廃れっぷりを考えれば、このブログの記事を書くモチベーションも下がるわけで。
特に、またレバレッジ規制がやってくる的なニュースがあったけど、ありゃあ酷いね。
ただでさえ仮想通貨に潜在顧客取られている中、このニュースはマジでヤバい。
まだどうなるかはわかんないけど、フェイスブックのタイムライン見てみたら、どうも既定路線的な意見がチラホラ。
元業界人としては「ふーん」とか「へー」とかって鼻くそほじりながら、
「ま、俺はかんけーないしねw」
なんてのんきに構えてられるんだけど、現役バリバリの業界人には正直きついよね。
新規口座獲得、どうすんだろ?
マーケティング担当者は大変だわ。
キャンペーンとかしてもキャッシュバック乞食がくるだけで萎えるもんな。
結局、口座開けたところでキャッシュバック条件の取引ロット数満たせばもう何もしない休眠口座になっちゃうし。
やるだけ意味ない。
俺の知り合いのFXアフィリエイターも飯食えてないもん。
それくらいヤバい業界がさらにレバレッジ規制してどうすんのって。
また海外の変な業者に日本人の金が流れるだけだと思うわ。
そもそもさ、ハイレバ=危険って意見もあるけど、損切できないような奴はどんなレバでも危険。
んで、下手な奴に限ってNFPの時に一か八かで全力で玉建ててくるからヤバくてたまらん。
レバレッジ低くても下手な奴は下手。
結局損するんだって。
そこんとこ、わかる?
トレードの本質ね。
モテない奴は何してもモテない、みたいな。
FXの魅力ってこれじゃない?
FXの魅力ってさ、綺麗ごと抜きでその少ない資金で大きく儲かる可能性があるところにあると思うんだよね。
少額からでも投資できるし、うまくいきゃあ一発逆転も可能(もちろん、その逆もある)。
こういう”匂い”がするからFXは魅力的なんだよ。
こうやって言うと業界人は否定するのが常識。
「いやいや、そういうのってギャンブルでしょ?FXは投資なんです!」
って。
自分もFX会社で働いている時はそうだったからね。
でもさ、
やっぱそうなんだってw
なんかこう、
「四畳半でラーメンすすってる俺でもできそう!」
みたいな夢がFXにはあるんだよな。
その昔、主婦でも月100万円稼いじゃいました的な本もあったし、
「なんだか詳しいこと分らないけど、稼げそうな気がする!」
ってのが良かったんだよな。
それが今じゃ昔。
レバレッジが25倍になって、今度は10倍に(なるかもしれない)。
金融庁は海外のライセンスを保持しないFX業者は違法だっていうけど、逆に個人投資家の目をそっちにむかせてしまっていることに気づかないのかな。
仮想通貨には夢がある
儲かりそうな匂いがする。
昔はFXが座っていた席だけど、もはや仮想通貨に取られちゃったよね。
そりゃそうだ。
ビットコインで億万長者になった奴がガンガン出てるし、それこそウン千万円の利益出している奴なんて意外と俺の周りでもチラホラいる。
やっぱり魅力的なんだよね、こういうの。
金の匂いがプンプンするもん。
ボラも高いしまだまだ予期できないリスクもあるけど、それを差し引いても夢があるんだよな。
まとめ
ってことで、書くことなくなったから適当にまとめるけど、業界自体盛り上がりに欠ける中、さらに初心者投資家のハードルを上げるようなレバレッジ規制はいかがなものかってこと。
ただでさえ仮想通貨関連にガンガン投資資金が流れているんだから、FX業者や業界人としてはなんとも頭痛いところだよね。
結局、個人投資家の保護ってなんだろな。
黙ってても海外の違法業者使ってハイレバで取引する奴なんているんだから、資産状況に応じてハイレバオッケーにするとか、ある程度フレキシブルな形にしにしないと、逆に日本の投資家が変な海外の業者に金預けてしまってトラブルになりかねないんだけどなあ。
いずれにしても、元業界人としては引き続き生温かく業界をウォッチしていきますわ。
なお、本ブログのコラムはあくまでも個人的感想であり、いかなる投資への推奨、勧誘、助言、それらに付随する一切の行為は意図としていないことをご了承下さい
...という、いかにも元業界人らしい締めの言葉で今回の記事を終わりにしたいと思いますわ。
また、気が向いたら更新しますんでよろしく。
FX会社に転職する人に教えておきたい過去の業界のブームとこれから先の事
ちょっと前までのFXブームはすごかった。
2006年から2010年くらいまでかな?
主婦でもFXでお小遣い稼ぎ!
みたいな嘘くさい提灯記事や特集がバンバン出ていた時代ですわ。
とにかく猫も杓子もFX。
本屋の書籍コーナーに行ったら、FXに関する本ばかりでビックリしましたよ。
そんな時代です。
クッソ田舎に住んでいる自分のオヤジでさえ、
「おい、FXって儲かるんか!?」
って言ってたくらいです。
あり得ないくらいのブームですわ。
ま、こっちからすれば
「ああ、ブームもここまで来たか。。。」
って感覚。
なんか冷めるよね。
ウォール街の靴磨きの少年の話って有名です。
田舎に住んでいる普通のおっさんがあーだこーだ言い出したらブームも終わり。
これが鉄則。
いつの時代も通用する黄金の法則ですわ。
ちなみに、うちのオヤジの言うことには基本逆張りするようにしたほうがいい。
そう思って普段から行動してます。
過去に
「Vineが流行る!!」
って言ってから、そこで急速にVineが落ち込んだときに自分が正しいことに気づきました。
それでも中途半端にアンテナが高いから困りもの。
行動力がある天才と、行動力があるバカの両方を比較すると、行動力があるバカの方が困るってのはこのことだったのかと自ら体験。
「ビットコインが儲かるのか!?どうなんだ!?」
そんな風に生暖かくチャートをチェックしてます。
元業界人が見る今のFX業界の状況
さて、話をFX戻しましょう。
時は流れていまや2017年。
FXブームが最高潮だったころから約10年以上が経っているわけです。
その間、FXの次に流行るともてはやされたCFDが2010年に思いっきりズッコけてしまい、FXもレバレッジ規制で100倍から25倍のレバレッジになってからはトーンダウンしました。
今や、ハイレバ好きなギャンブラーに近い”養分投資家”は、アフィサイトの情報を鵜呑みにして海外のクソみたいなノーライセンスのFX業者にお金を預けているという歪んだ時代に。
国内のFX会社って、一時期100社以上は存在してたんです。
でも、今やすっかり淘汰されてしまい約60社程度になってますからね。
競争原理が働いたとはいえ、各社とも
- 狭いスプレッド
- キャンペーン
これくらいしか打つ手が無くなっている現状は何とも閉塞感が漂う状況で寂し限りですわ。
でも、狭いスプレッドの競争もそろそろ限界だと思うんですけどね。
ドル円なんて最小で0.3ですよ?
こんなの、ほぼインターバンクのレート。
多分FX会社の利益なんて全然出てないですよ。
昔のドル円のスプレッドなんて3でしたから、FX業者にとってはいい時代だったもんです。
あと、最近は暗号通貨が盛り上がってますんで、
「ビットコイン建てでFXが出来ると面白いんじゃ?」
なんて意見があったりします。
もうね、
安易すぎるよ?
あんた、ビットコインの流動性とボラティリティでまともに取引できるの?
こんな誰でも思いつくようなアイデア、転職活動の面接で言わない方がいいですからね。
まとめ
こんな感じで、FX業界は過去のブームを経験してから、盛りあがりとしては右肩下がりの傾向になっているのが正直なところ。
各FX会社はこれから先を見据えてしっかりと戦略を立てていかなければいけない状況になっているんですわ。
なので、
これからFX業界に挑戦するのであれば、こうした現状を知っておきましょうねってこと。
いずれにしても、ここから先、こうした業界の閉塞感を少しでも改善していけるようなクリエイティブで行動力がある人材こそ、FX業界に挑戦して欲しいものです。
あなたのちょっとしたアイデアが業界を変えるかもしれない。
そう思うと、逆に挑戦しがいのある業界であるとも思いませんか?
どう思います?
元業界人としては、これからのFX業界の姿がどうなるか楽しみにしてますわ。
FX業界への転職に向いていない奴はこういう奴じゃね?
人にはそれぞれ適正ってもんがあります。
適正に合っていない業界を選んで働くほど不幸なものはありません。
それはFX業界も同じ。
適正がないのに憧れや一方的な思い込みだけで転職をしてしまうと不幸になってしまうので注意が必要なんですわ。
FX業界で働くには数字に強くないといけない
FX業界の仕事は数字が命。
通貨ペアのプライス、
スプレッドの値、
約定したレートなど、これらに関しては間違って連絡・報告などはできません。
数字への強さ、もとい、正確さ。
これが必要不可欠ですので、数字に弱いとか数学が苦手とか、そういう人はFX業界はキツイですわ。
例えば、通貨ペアのベースが日本円なら計算しやすいですけど、ベースが外貨なら円の損益計算とか少しややこしいですからね。
◆ベースが日本円の通貨ペア例
AUD/JPY, USD/JPY, EUR/JPYなど
◆ベースも外貨の通貨ペア例
円換算するためには、ベースとなっている外貨で出ている損益を円に換算しないといけないんです。
あくまでもちょっと事例ですけど、なんやかんや細かい数字とは向き合わなきゃいけない業界なんですわ。
アバウトでざっくりした作業が好きな人には向いていません。
FX業界はパソコンが使えないと厳しい!?
あとは、パソコンに苦手な人ね。
こういう人もFX業界への転職はやめておいた方が良いと思いますわ。
FX会社には必ずFX取引システムがあるし、それを使うためにはパソコンが必要です。
ある程度パソコンの知識がないと、取引システムを人並みに使いこなしたり、トラブルシューティングすらできないことになり、
顧客サポートができない=使えない同僚のレッテルを張られてしまう
なんてことになります。
パソコンが苦手~って人って一定数いると思うですけど、それじゃあFX業界では業務にならないんです。
その他にも、会社によっては複雑なロジックが組み込まれた決済系のシステムとも連結していることがありますし、顧客サポートの際は社内でセールスフォースのようなCRMを利用する機会もあります。
なんなら、離れたところにある部署とチャットシステムで業務の会話をすることもありますし、あれこれアプリケーションをパソコンで使う必要があります。
FX会社はITを駆使する職場なんですよ。
それなりにパソコンが使えないと厳しい世界ですわ。
まとめ
ってことで、どうでしょう?
FX業界ってこんな人は向いてませんってことについて書いてみました。
転職活動を成功させるためには、
「いかにして仕事のミスマッチを防ぐのか?」
ということが大事。
自分の理想や憧れを追い求めるのはいいですけど、一番大事なのは適正ですからね。
適正がない職場にいると、会社も自分も不幸になりますから。
今回の記事を読んでみて、
「あ、FX業界は自分には難しいかな?」
って思うのであれば、それで引くのも大切。
それも勇気ってやつですわ。
そういう人もカッコいいと思いますよ。
FX会社で働くならシステム障害が最大の敵だと覚えておくべし!
FX会社に勤務していて一番優先度が高い仕事。
それは
システム障害に対する対応。
これに尽きますわ。
システム障害とは?
システム障害っていうのは、取引システムになんらかの異常が起きてログインができなくなったり、発注ができなくなってしまう。
そんな風に、”いつものように”FX取引ができなくなること。
あなたもFX取引をやったことがあるなら経験ありません?
なんだかログインがしずらい状況になったり、注文が出来なくなるような状態になったり。
これがシステム障害ってやつですわ。
システム障害が起こるとFX会社は大変!?
FX業界はねー、このシステム障害だけにはめちゃめちゃ気を使っているんです。
なぜって、
これを起こしてしまうと”お上”に報告をしないといけないんですわ。
きちんとした様式の報告書を使ってね。
んで、
- いつ起きたの?
- なぜ起きたの?
- どうやって対策するの?
こういうことを最後までキッチリ報告しないといけないんです。
これがまた大変な作業になるので、業務がめちゃめちゃ圧迫されるんですわ。
「おい!どうやって改善していくんだ?」
「う~ん。。。◯◯しかないですよね・・・」
「馬鹿やろ!それは前も書いただろ!!」
みたいな会話がFX会社の中で繰り広げられているとかいないとか(笑)
正論を言っちゃうと、こういういシステム障害っていうのは「起こさない」ってことが大切なんです。
でも、マーケット(為替市場)を相手にしていると、どうしても起こってしまう時ってあるんですわ。
なので、常に「起こった時どうするのか?」って意識しておくことは、FX会社で働くためには必要なマインドセットだと思ます。
まあ、システム障害ってやつはFX会社で働いている限りは避けられないイベント。
事前に心の準備をしておくといいと思いますよ。
システム障害を起こすFX会社は転職先としてオススメできない
このシステム障害、何回も何回もこういう報告ばかりをしていると、お上からの心証を著しく悪くしてしまいます。
FX会社って、一応は金融庁に登録している業者ですからね。
あまりに無茶苦茶なことやっていると、商売自体にも影響が出てくるわけなんですわ。
あと、システム障害を起こしていると個人投資家が離れていきますわな。
システムがちゃんと稼働しないFX取引システムなんて怖くて使えませんから。
これがFX会社のビジネスにとっては大きなリスクで、今やそういうネガティブな情報ってブログやSNSですぐに拡散されますよね?
一度レピュテーションが悪くなると新規口座を獲得するのが本当に大変になるんです。
ただでさえスプレッドの過当競争になってる業界なのに、評判まで悪くなったら商売なんてできませんわ。
常に「投資家保護の観点」がベースにない業者はダメ。
転職先に選ぶとキツイかもしれませんわ。
働くのであればシステムがきちんと安定して稼働しているFX会社にかぎります。
まとめ
ま、一時期のFXブームの事を思えば、業界も大分淘汰されましたし、プアなシステムを使っているところは消えちゃいましたからね。
どことはいえませんが、某FX会社のシステムは酷かったですわ。
一時期は業界のシェアを「あっ」という間に奪うくらいの勢いがある会社でしたけど、あまりにも問題が多すぎて業界でも有名でしたもん(笑)
そういうところは一時的に商売が上手くいっても長くは続かない。
今は「え?どこにそんな会社があるの?」って感じですわ。
ってことで、FX会社で働くのであれば、このシステム障害が最大の敵になるんですわ。
心の準備をして働くようにするといいと思いまっせ!
FX会社で働くメリットは結構デカいんでちょっと書いてみます
FX会社で働く。
そこで得られるメリットって結構デカいんですよ。
今回はそんなことについて、ゆる~く書いてみたいと思いますわ。
転職を考えている人は参考にして下さいな。
FX会社で働くメリット
取引システムに精通することができる
まず、FX会社で働くと、その会社が使っている取引システムにめちゃめちゃ精通することができる。
これが一番真っ先に浮かぶメリットかな。
すっごく楽しいですよ?
所属する部門がフロント部門であろうが、バック・ミドルであろうが、会社に出社したらまずは自社の取引システムを立ち上げます。
仕事を終えてオフィスを出るときまでずーっと。
これが基本。
なので、仕事中も取引システムをずーっと触ることができるんです。
暇があればチャートを見る、ちょっと空いている時間にデモトレードみたいな。
使い方を覚えてお客さんをサポートしなくちゃいけませんからね。
遊んでいるわけではなく、あくまでも業務の一環として取引システムを触るわけです。
そりゃ取引システムに詳しくもなります。
これ、元々FX取引が好きだった人とか、そういう取引プラットフォームが好きな人にはたまらない仕事だと思いません?
仕事中、堂々とチャートを見ててもいいし、デモトレードもできる。
詳しくなればなるほど、それが仕事にプラスになる。
最高ですよね。
(※自分の業務をきちんとこなしていることが前提ですからね)
意外とキャリアのつぶしがきく
あと、FX会社で働くと、意外にキャリアアップのつぶしがきくということ。
これもメリット。
例えば、FXって金融業界の中のカテゴリーとしては「為替」に分類されますよね?
「株式」「債券」「商品」「投資信託」などのカテゴリーの中の一つです。
「為替」を扱っているのは何もFX会社だけではありません。
大きな銀行にも為替部門がありますし、カバー先としてのFX部門もあるわけです。
FX会社でちゃんと結果を出せば、ヒエラルキーが上の銀行に転職することも全然可能。
結構ビックリするくらい大きな銀行へ転職していった人もいます。
他のFX会社へ転職するのも選択肢です。
いわゆる、同業界への転職。
共通のシステムベンダーを使っていた会社からの転職となれば、FX会社の立場としては取引システムに関する研修の必要もありませんし、教育コストが削減できるメリットがあります。
あとは、他の会社のノウハウが手に入るメリット。
これも大きい。
今みたいな市場の競争が激しい状態だと、ライバルの動向ってめちゃめちゃ気になりますからね。
「どこから流動性取ってるの?」
とか
「キャンペーンの反響ってぶっちゃけどうよ?」
とかね。
比較的簡単に転職が出来る業界のくせに、意外にその後のキャリアはつぶしがきく。
これもFX会社で働くメリットなんですわ。
まとめ
ということで、今回の記事ではFX会社で働くことのメリットについてちょっと書いてみました。
FX会社で働く経験って、結構デカいんですわ。
ほんと、FX業界って狙い目。
転職するならそういう業界を狙わないと。
サラリーマン人生って、思っているよりも結構長いでっせ?
FX会社に転職するなら自分のFX取引口座くらい開設しておけよな?
FX会社に転職するなら、自分で一回くらいは取引口座を開設しておこう。
うん。
本気でFX会社への転職活動を成功させたいなら、マジでやっておいた方が良い。
なぜかって?
その理由は簡単。
自分で実際にFXの口座を開設することによって、そこから色んな情報が取ることができるから。
例えば、
「口座開設の手順が分りにくい!」
とか、
「口座開設までにかかる時間が長い!!」
とか。
自分でお客さんの立場になって口座開設をやってみると、そこから
「もっとこうした方が良いのになー!」
っていう改善点や、
「ここをこうすればもっとよくなるんじゃないのかな?」
っていうアイデアまで、色んなものが見えるはずなんです。
で、
実はこの情報って、FX会社にとってめちゃめちゃ価値があるんですよ。
FX取引口座の開設って簡単に言いますけど、今のFX業界、新規で口座開設をしてくれる人の獲得に躍起になっているですわ。
とにかくお客さんを捕まえなきゃビジネスになりませんから。
各社、狭いスプレッドにしたり、キャッシュバックのキャンペーン打ったり、とにかく必死になって新規口座獲得に動いているんです。
そんな中、新規口座開設に関する改善点やアイデアって、FX会社からすればめっちゃ価値のある情報なんです。
とにかく聞きたい。
どうすればいいか教えてほしい。
大げさかもしれませんけど、実際こんな感じなんですよ。
それを面接時にアピールしてみてください。
できるとめちゃめちゃ良いアピールになるとおもいません?
だって、
想像してみてくださいよ。
面接に来た人間が、
「御社の口座開設のプロセスは、ライバルと想定される◯◯社に比べてここが優れているけど、ここに関してはまだ改善の余地があると思いました。僕ならこうします。」
って言う姿。
めちゃめちゃ印象良いですよね。
あと、
こういう行動って「本気度」が相手に伝わるよね。
「こいつ、ここまで調べて面接に来ているのか...。」
って。
そう思わせることがでができれば面接で勝ったようなもの。
やっぱり事前のリサーチって本当に大事なんですって。
ってことで、FX会社に転職をするのであれば、事前のその会社のFX取引口座を開設するくらいのレベルで情報は収集しておきましょう。
採用される確率が格段にアップしますから。
FX会社で働くとFX取引で勝てるようになるのか?
FX取引で勝とうと思って、その秘訣を探るためにFX会社に転職する。
まさか、
こんな人はいませんよね?
ま、モチベーションとしては、わからんでもないです。
業界にいたことが無い人からすれば、FX会社がFX取引で勝てるようなノウハウを持っていると思うだろうし、そこで働いている人であれば”インサイダー的な情報”を持っていると疑ってもおかしくありませんから。
ただねー、
FX会社で働けばFX取引で勝てるようになれれば苦労はしませんわ、マジで。
これが元業界人のホンネ。
ガチでFX取引の勝ち方なんて知りません。
知ってたら教えて?
多分みんなそうやって言いますわ。
試しに自分でFX取引をやってみたことはありますけど、トントンまで持っていくのがやっと。
スプレッド分だけは何とか稼いでゼロに戻した、みたいなレベル。
こんなもんですわ。
FX会社で働く=FX取引で勝てるようになる、という認識を持っている人は、是非その謝った認識を改めてくださいな。
為替の値動きを予想することは難しい!?
FX会社で働くことで分かるようになることって、
- FX会社の中での仕事
- FX会社の中のシステム構成
- FX会社の利益の出し方
大体こういうこと。
部署によって権限があるので、全部が全部完璧に理解できるというよりは、
「こんな感じかな!?」
というレベルでFX会社の中身が大まかにわかるようになります。
FX取引で勝てるようになるなんてとんでもない。
それだったら、FX会社で働いている人全員がディーラーになりますわ。
大体、FX取引は株式とは全然違うってことを理解しておきましょう。
そもそも、世界中の個人・法人が24時間取引している為替の値動きを100%予想するなんて、ほぼ不可能。
たまたまのラッキーパンチはあるかもしれませんけど、そんなビギナーズラックは続かないもの。
それを自分の実力だと勘違いした人がFX取引で痛い目にあうんですわ。
覚えておいて下さいな。