FX業界のカスタマーサービスに転職するなら気を付けておきたいことはコレですわ
FX業界でよく募集されている職種はカスタマーサービス。
転職するのであれば比較的狙いやすいポジションでもあります。
カスタマーサービスの仕事は、顧客からの問い合わせ対応(メール、電話)がメイン業務。
他の業界のカスタマーサービスの仕事とそんなに大差ありません。
取引システムの使い方がわからないーとか、報告書の読み方がわからないーとか。
そういう質問に対して丁寧にサポートをしてあげる仕事です。
あとは一般的なFXに関する質問への回答。
くりっく365って何?とかスワップポイントって?とか、あなたがトレーダーだったら疑問に思うようなことが問い合わせされてきます。
ぶっちゃけ、
「ホームページを見れば書いてあるじゃん?それ見てね!!」
で済むような問い合わせが大半なんですが、そういうトレーダーの人が口座開設をして取引をしてくれているからこそ給料がもらえるわけです。
しっかりと、そして丁寧に対応するように心がけておきましょう。
FX業界のカスタマーサービスって楽?
こうして書くと、カスタマーサービスの仕事って結構楽なイメージを持ってしまうかもしれません。
「ようは、電話やメールで質問に答えればいいだけでしょ?」
って。
けど、実はその真逆。
FX会社に寄せられる問い合わせというのは、実は言いがかりのようなものもそれなりにあります。
そういう顧客の対応は精神的にプレッシャーがかかることもあり、結構しんどいことも多いです。
FX業界のカスタマーサービスに転職をするのであれば、ここは注意が必要なところですわ。
顧客の問い合わせの背景
FX取引は、その結果が直接お金に関わります。
勝てばお金を手に入れることができるし、負ければお金を失ってしまう。
結果次第では金持ちにもなれるし、貧乏人にもなるという厳しいの世界。
つまり、
リスクがあればリターンもある。
その逆もしかりで、リターンもあればリスクもある
そんな世界なんですわ。
当然、トレーダー(=顧客)が取引の結果に神経質になるのは仕方がないんだけど、取引で負けたイライラをぶつけてくる人が結構いるんで面倒くさい。
例えば、
「なんでこんな価格で約定したんだ?」
という問い合わせ。
これ、
FX会社ではよくある質問なんですわ。
こういう質問の背景には、
- 自分が思っていたよりも『不利な価格』でポジションが建ってしまった
- 自分が思っていたよりも『不利な価格』でポジションが決済されてしまった
のどちらかです。
色んなケースがあるので全てにあてはまるわけじゃありませんが、こういう質問をしてくる人っていうのは、指標発表の時の値動きを狙って一発儲けようとしてこういう問い合わせをしてきてる場合があります。
雇用統計ですよ?
そりゃあ、成行の約定価格が発注時の価格よりもズレることがあるって。
世界中のトレーダーが注目しているイベントなんだから。
...って言っても、FXを始めたばかりのような人は理解していません。
こういう”自称トレーダー”の人に対してもきちんと対応しなくてはいけないからFX会社のカスタマーサービスは大変。
ある意味、お客さんの教育係みたいなもんですわ。
まとめ
FX業界のカスタマーサービスは、FX取引に関しての知識が必要ですし、自社のサービスに関しても熟知していないといけません。
多くの知識と、顧客と対峙するコミュニケーション能力が求められます。
ただ、このポジションで通用すれば、他のポジションにも応用がききます。
それくらいの実力を付けることが可能です。
ある意味、FX取引に関して包括的な知識をつけながら働くことができるので、しっかりとFXに関する知識を付けたい人には最高にオススメのポジションではあります。
しんどいけど、それなりの見返りもあるポジションってやつでですわ。
どうです?
FX会社のカスタマーサービス、面白そうじゃありません?